額縁・額装・ディスプレイ用画材(モールディング)・デジタル版画工房

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ブックマット | 端押さえ額装 | 浮かし額装 | マウント | 素材
写真作家を手がける多くのギャラリー様とお取引があり「TOKYO PHOTO」「ヒルサイドテラス・フォトフェア」などに出品する第一線級作家の写真作品をジンプラで額装しております。
2枚のマット(台紙+窓抜き)で作品を挟み込むように固定します。無酸性のマットで作品の両側から押えるため作品保存の観点から最適な手法と言えます。写真に限らずアンティークのエッチング等、高価な紙作品にブックマットをお勧めします。
絵付け(作品をマットに固定すること)は台紙となるマットに固定します。この方法は作品への負荷が少なより
自然な状態で額装できるなどの利点があります。作品の固定は袋状になる専用のシールを使用しており写真に直接
糊が付かないようになっています。これはブックマットに限らず、マットを使用した全ての額装で用いられています。
 
写真は紙自体が薄く、また熱や湿気に弱いため額に入れた状態でも時間がたつと波を打ったり、歪んだりすることがあります。
マウントをすることによって平面性を保つことができ作品 の波打ちを予防します。(一度マウントするとはがすことはできません)
専用のメディア(ボード・パネル)といった支持体に糊で写真をベタ貼りします。糊は無酸性で作品に影響しにくい
ものを使用します。ジンプラでは写真のサイズや額装方法に最適な支持体をアドバイスさせていただきます。
下記ではおもに使われている支持体の素材をご紹介します。
 
塩ビ(ポリ塩化ビニル)
加工が容易で絶縁性が高いという特徴を持ち、軽さや
経済性の面で優れることから多く使用されています。
アルポリック
カラー写真等をアルミとプラスティックの複合板に
マウントしたもので、耐蝕、耐水、断熱性に優れた
素材です。優れた美観と平面性、軽量による施工の
良さで案内図、展示、フォトギャラリー等に数多く
利用されています。
木製パネル
ベニヤと角材で作ったパネルに写真などを貼る昔からの
写真パネルです。通常コグチにテープを巻きますが
フレームを取り付けることもできます。タイコ貼りにして、
両面パネルも可能でボルトつなぎをすれば大きなディス
プレイも実現します。
ゲータフォーム
硬質ポリスチレン製の芯材の両面を滑らかで耐水性の
強いウッドファイバー(人工繊維合板)でサンドした、
軽量で耐久性に優れたパネルボードです。また設置環境
が悪い場所や長期間展示などに効果を発揮します。

これは年々増えてきている端押さえ額装です。作品の周囲(ヘリ)に5mm程度かかるようにスペーサー(衝立のようなもの)を立ててアクリルと写真が直接付かないように空間を設定します。マットを用いず作品に直接、額が付く見え方になります。

このように作品周囲4辺の「ヘリ」を押える構造から「端押さえ額装」と称されています。

作品を台紙(マット)に貼りつけることで、作品の端まで全てを見せることができます。この額装方法は作品が額の中で浮いているように見え、
印象を際立たせることができます。浮かし額装もスペーサーを用いるためアクリルと作品が付くことはありません。
下記に掲載している額装はマウントした写真の裏側に下駄をつけていますので、額の中に更に立体的を生むことができます。

 
 

 

端押さえと違い作品の「ヘリ」も含め全体を見せる構造です。
作品の裏側を台紙のマットに固定する必要があります

ごまかしの効かない無塗装は木の質感がそのまま出るため木材は木目の良いものを厳選し使用しています。
天然木のデリケートな風合いの違いを写真に合わせてご検討ください。
メープル  淡い黄色や褐色から灰色。木目は明瞭でない。比較的硬い。
オーク  心材は黄褐色、辺材は淡黄色。木目は明瞭。重厚で耐久性に優れている。
ブナ素地  樹皮は灰白色できめが細かく、よく地衣類などが着いて独特の模様のように見える。
ブナ チョーク塗装  元々きめの細かいブナに塗装したもの。うっすらとピンク色でやわらかい仕上がり。
主に木目出し塗装、木目の出ないラッカー塗装の2種類があります。
黒(木目出し)
白(ラッカー艶なし)
こげ茶(木目出し)